デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

「分かった」よりも「知りたい」?

 

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 自分が発信する情報に反応してもらいたい。例えば、広告などで商品を訴求するときに、商品の魅力を伝えようとします。それは決して間違いではありませんが、求めている結果がリアクションなら、少し考え方を広げた方がいいかもしれません。

 

簡潔に強く商品の魅力が伝わる広告があったとします。それは、情報を整理されていて、多くの人が目に止めるデザイン。ただ私は、「そういう商品があるんですね。分かりました。」という反応をすることが多いんですよね。私がひねくれている面も否めないのですが、実際のところ、同じような反応をする人もいるのではないでしょうか。一方で、興味をそそられてしまう広告は、「えっ何?何?」と、もっと詳しく知りたいという気持ちにされられてしまいます。いわゆる上手い広告です。街を歩けば、同じようなデザインでも機能が全く異なる広告がたくさんあります。見た人の反応が、「分かりました。」と「知りたい!」ぐらい差がある。広告に必要なのは、後者であると私は考えています。しっかりと伝えることは確かに重要ですが、分かりやすく伝えきってしまうと、納得で終わってしまうこともあるので注意が必要です。

 

 

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