デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

言葉だけで説明してみる?

 

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 目の前のペットボトルを、メーカー名やブランド名を伏せて言葉だけで他人に伝える。微妙な形やラベルの色など要素をいくつか挙げて伝えても、それを聞いてソレをイメージするのは難しく、言葉で伝える難しさが分かるようになります。ただ、うまく伝わったときには、的確に言葉に置き換えられた!と嬉しくなるんですよね。

 

この“言葉に置き換える”が上手くなっていくと、その逆ができるようになります。つまり、言葉を聞いて画を描くことができるようになる。すごく分かりやすいワードから想像するのは元々できていたとしても、上手く表せていないワードから具体像を描くのは難しいもの。ただ、自分が上手く言葉にできなかったときの経験がここで活きて、抽象的なワードやニュアンスを汲み取れるようになります。文章で渡された資料や、打ち合わせで出てきた言葉を具体化するような場面で、この方法は役に立つわけです。普段、絵を描くことばかりに偏っている人は、それを言葉に置き換えてみるのがオススメ。簡単に置き換えられるとしたら、それはとても伝わりやすいモノだとも言えます。言葉にすると上手く魅力が伝わらないようなモノこそ、試してみる価値ありです。

 

 

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