あるべき所に無い?

誰かに見てもらいたいときに、私たちは目立たせようとします。でも、その目立たせ方にも色々あって、意外に気になって見てしまうのが、『在るべきところに無い』『あるべき姿でない』とき。靴ひもがほどけていたり、ファスナーが開いていたりすると周囲の人がすぐに気付くのは、きっとそういうこと。
シャツに派手なボタンを付けたら目立ちますが、ボタンが1つだけ無かったら『在るべきところに無い』から気になります。今にも外れそうなボタンは『あるべき姿でない』から気になる。これらはあくまで目立たせる方法の1つですが、それを目立たせ方の引き出しとして持っているだけでもアイデアの幅がグーンと広がります。参考書に載っているような正攻法の目立たせ方も大切ですが、普段、その辺を散歩して気になったモノがどうして気になったかを探ってみると、参考書に載っていない自分なりの目立たせ方が見つけられるかもしれません。