2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
毎年年末になると、来年は何か新しいことをやろう!と考えます。今年も例外ではなく、あれこれ考えてはいるんですが、ここ数年は1つ変わったことがあります。それは、今年と同じことを来年もやるようにしたこと。新しいことは確かに魅力的で、今の自分に無…
若い頃は、意見のぶつかり合いが度々ありました。相手を毛嫌いしての衝突ではなく、お互いが良くしようと思って考えた意見の衝突。そういった衝突だったら、時間の許す限りやっていいと今でも思っています。ただ、ここ数年はほとんど無くなってしまいました。…
私はコンビニやスーパーで買い物をすると、会計のときに合計金額を頭の中で計算してしまいます。キリよく支払いをしようと事前に小銭を用意したいからなんですが、これって店員さん(レジ)がやってくれていることを自分でもやっているってことなんですよね…
先日、買い物をした際、「ラッピングをお願いできますか?」と店員さんに聞いたら、「あちらでお受けしております」と言われ、列に並びました。そして順番が来ると、「300円と500円のどちらにしますか?」と…。有料であることに対して何も不満はなかったので…
雲の上のような存在のデザイナーがたくさんいます。普通に考えたら、その方たちと接点を作るのは難しいですよね。デザインの仕事をしていれば、いつかは出会うかもしれませんが、それはごく一部の人の話。でも、少しちがったきっかけなら、その可能性は途端…
ある会社からの依頼で、DMのデザインを担当しました。自社のサービスを宣伝する目的で送るものです。その依頼方法は、メモ書き1枚を手渡されて「よろしく!」と、それだけでした。「DMのデザイン」というタイトルと~4行の要点のみ。詳しくは端折りますが、…
先日、久しぶりに気になったグラフィック作品の模写をやってみました。理由は、どうしてその表現にしたのか?が気になったからで、やってみたら色々と見えてくるものがありました。「きっとこうしたかったから、この方法を選んだんだな~」 ブログのどこかで…
私はAさんに「少し固い感じ」「もっと柔らかい雰囲気」といった、抽象的な表現は使わない方がいいと伝えました。その後、私は付き合いの長いBさんとの雑談で「若干強い感じがしますかね?」と。それを見ていたAさんは、「抽象的な表現を使っているじゃないで…
デザインという仕事柄もあって、相手の求めていることを読み取ろうとする癖がついています。プライベートであっても、何かを聞かれたらその質問の真意を探ってしまうし、私に対して誰かがアクションを起こしたら、その目的を考えてしまいます。ただこの癖が…
口では見てほしいと言っているのに、いざその見てほしいモノに目を向けてみると、とても見づらい状態になっていることがあります。言っていることとやっていることの矛盾。それを見るのがプロだからとか専門家だからではありません。人は、その矛盾を敏感に…
私はデザインを仕事をしているので、自分が表現したモノを通して他人とコミニュケーションをとる機会が多々あります。伝えたいことをカタチにしているわけですが、直接的なコミニュケーションではないので、その“伝えたいこと”がその通りに伝わるとは限りま…
20代の頃、言い換える練習をやたらとやっていました。例えば、「2人いれば出来ます」という文章があったら、「1人じゃ出来ない」といった感じ。同じ意味を別の表現にする練習です。当時は、キャッチコピーを考える機会もあったので、とてもよい練習になり…
私は人と接するのがいまだに苦手で、私よりコミニュケーション能力の高い人はいくらでもいます。でも、いざデザイン上でのコミニュケーションとなると、その人たちは普段の能力を眠らせてしまっている印象があります。日常生活で自然にできていることができ…
自慢のようで恐縮ですが、私は作業スピードが早いとよく言われます。ただ、手を動かすスピード自体が速いわけではありません。強いて言うなら、その時その時で効率のよい進め方を選んでいるだけ。パソコンの前で画面とにらめっこすることはほとんどありませ…
詳しくは端折りますが、先日、あるデザインの相談をされた際、「強いラインは、入れ方を統一してみたら?」とアドバイスをしました。印象の強い線が斜めに入っていたり、横に入っていたりして、見る人の視線が散漫になってしまうと思ったからです。 例えば、…
「もう1つ先まで考えてみなさい」ネガティブ思考で考えも浅い私に、ある先輩が教えてくれたことです。それまでは、「これを実際にやったら、こういった良くない面がある。」そこで終わっていましたが、それ以降、「…けれど、〇〇という良い効果もあるかもし…
算数の問題で、答えだけを教えてもらっても意味がありません。その問題を解く公式を教えてもらっても、別の問題に応用できません。一番必要なのは、問題の解き方を教えてもらうこと。公式を知っていても、どれを使えばいいのかが分かっていなければやっぱり…
デザインをするための資料を渡されたとき、私は資料から読み取れないことについてよく質問をしていました。「これって、こういうことですか?」「もっと詳しく教えてください!」...。でも、資料のクオリティが低い場合をのぞいて、数年前からそうやって質問…
今年は、これまでデザインを学んできた集大成として色々と自分なりに取り組んできました。そこで一番感じたことは、一流と呼ばれる人たちとの距離。上を目指そうと本気で向かえば向かうほど、その人たちとどれだけ差があるのかが浮き彫りになって…。おかげで…
「デザインに正解はない。」その言葉を聞くと、なんでもアリのように捉えてしまいます。私もその一人で、学生時代に自分のデザインをダメ出しされた際、「どうしてこれがダメだと言い切れるのか?」と食い下がったこともありました。その時に言われたのは、…
昔、ある公募のコンペに応募しました。まだ学生だった私は、そのコンペに応募するのを最後の最後まで躊躇しましたが、先生に「気軽に応募して大丈夫だから」と言われて応募。結果、コンペは惨敗でしたが、それ以上に応募数の少なさに驚きました。先生にどう…
駅前の薬局で買い物をしていたら、レジの前にあった韓国語のパッケージの商品が目に止まりました。手にとって見てみると、それは日本の会社の商品。輸入品でもなく、あえて韓国語で表現しているようでした。「なるほど、やられたなぁ~」 その環境にあるはず…
以前、アイデアの出し方について、ある人から「どうして自分のアイデアがダメ出しされたのか?」と聞かれたことがあります。その時のアイデアはどれも良いもので、アイデア自体がわるいわけではありませんでした。ダメ出しされた理由は、検討ができないアイ…
よく通る商店街の雑居ビルの2階に、美容室ができていました。ただ、その美容室は1ヶ月も前にオープンしていて、よく通るにも関わらず私はそれまでその存在に気付くことができませんでした。「2階より上って、あんまり見ていないんだなぁ…」 私たちはそん…
混雑している飲食店のカウンター。両隣に他のお客さんがいたら、自分が占有してもいいスペースは何となく分かります。他のお客さんがいなかったら隣のイスに荷物を置いてもいいし、テーブルも広く使ってもいいかもしれませんが、混雑していたら一人分のスペ…
「リュックサックの上に持ち手がついていたら手提げとしても使えるし、ショルダーバッグにもなったら便利。キャリーバッグのハンドルに差し込めたら4WAYでさらに便利かも♪」…と、あれもこれも満たそうとすることが多々あります。実際、それらの商品は売れて…
デザインの提案を複数案見せる場合、自分の中で有力な案をいちばん初めに見せると決めています。昔は、最後に有力な案を見せていたのですが、その方法だと案を見ていく順番が判断に影響してしまってたんですよね。1番と2番のデメリットを解消したのがこの…
あるロゴマークを黒い背景の上に入れようとしたら、そのロゴは白い背景前提のデザインしかなかったため、新たに考えなければいけなくなりました。また別のときには、印刷できる色の数が限られていたのですが、元のロゴマークはグラデーションが使われており…
自分で考えに考え抜いて、これがベストな回答だと思ったものが、あるきっかけで変わる(変える)ときが何度かありました。それまでは、自分の正解を疑う機会があまりなかったんですが、それ以降、自分の正解を疑うようになりました。 私はデザインの仕事をし…
主観表現はやめなさい!私はそう教えられてきました。カッコいい・カワイイ・おしゃれ・おいしい・快適…。それらは利用した人が思うことで、こちら側が伝えることではないという意味です。先入観を植え付ける意味合いで、あえて発信者側から使うこともありま…