デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

その人にとっての位置付け?

アイデアを考えていくと、つい自分に都合のよい捉え方をしてしまう場合があります。「これは基本的に見てくれるモノ」「気になっていること」として考えたりしてしまって、大前提がズレてしまう。それが起きないようにまず必要になるのは、これから考えるモ…

両端を結ぶ?

誰かに向けてデザインする。それが、具体的な人物像を思い浮かべられるぐらいまで決まっていたら、その人に向けて考えればよいのですが、ほとんどの場合は対象とする人の中に幅があります。「30歳の働く女性」と定めていても、生活環境も趣味嗜好も人それぞ…

「分かった」よりも「知りたい」?

自分が発信する情報に反応してもらいたい。例えば、広告などで商品を訴求するときに、商品の魅力を伝えようとします。それは決して間違いではありませんが、求めている結果がリアクションなら、少し考え方を広げた方がいいかもしれません。 簡潔に強く商品の…

分解すれば組み立てられる?

分解したボールペンを目の前に置かれたら、きっとほとんどの人が組み立てられます。それは、学校の授業中や仕事で集中できないときなどに一度は分解したことがあるからです。でも、分解したことのなかったら、素材としてバラバラの状態で手元にあったとして…

第三者が紹介しやすい?

「良いのは十二分に理解できるけど売れない」小売店に勤めていたときに販売スタッフからそう言われました。理由をたずねると「良さを伝えづらいから」。手間がかかっていて、貴重な材料を使っていて、見た目がカッコいいのは分かるけれど、どれも伝えづらい…

それが無かったとしたら?

固定概念を外すのは、頭では理解していても実践するのはなかなか難しいものです。どうしてもチラついてしまう…。そんなときにオススメの(というか教えてもらった)方法が、「もし、それが無かったらどうする?」です。そうする方法が無い状態から考えてみる…

ひと通り試してみる?

発想が止まる瞬間があります。それは、良さそうなアイデアの種が見つかった瞬間。「よしっ!」となって、そこから考えはじめていきます。もちろん、良いと思えたそれはきっと良いアイデアになる。ただ、そこだけでGOをかけてしまうのは若干もったいないかも…

ゴニョゴニョ描く?

考えはじめた段階でスケッチを描くとき、私は小さいメモ紙などにゴニョゴニョときたなく描いています。詳細がよく分からないぐらいの感じ。そうすると、そこからまた想像が膨らんで展開できるんですよね。キッチリきれいに描いたら、それはもうそれ。展開す…

特別な感覚は要らない?

私はごく普通のおじさんです。流行りの髪型もしていないし、最先端の服装もしていません。洒落た場所にも滅多に行かない。仕事の一環として、そういった情報に目を通しはするものの、普段は街のスーパーで買い物をして、赤提灯の飲み屋さんで一杯やっていま…

その人に馴染みのあるモノ?

テレビCMで昔の曲が流れると、人気が再燃しているから使っていると思いがちですが、実際はそうではありません。そのCM のターゲットが昔聴いていた曲を流すことで、自分に関係のある商品だと感じさせているんです。 自分たちの商品やサービスを誰かに届けた…

伝わらないシンプル?

シンプルなデザインほど難しい。一見、簡単そうに見えますが、少なくとも私にとってはシンプルにすることは難題です。「端折って伝わらないくらいなら全部伝えなさい!」と指導されたことがありますが、シンプルにはなっているものの機能していないデザイン…

楽しみはとっておく?

むかし、チラシをつくっていたときに、先輩に「どうして情報を減らした方が良いのか?」と尋ねました。すると、「だって、全部分かっちゃったら楽しみがないじゃん♪」その回答でスッキリ。デザインをスッキリさせるために情報量を減らすと教えられるより、よ…

実際に使ったことがない?

目の前の課題に取り組むときに、なかなか思考が展開しなかったり、的はずれなアイデアになってしまうことがあります。個々の技量の問題かもしれませんが、私の経験上、そもそもその課題となっている商品やサービスをあまり利用しない、もしくは使ったことが…

Excelでポスターをつくる?

PowerpointやIllustratorなどのソフト。自由に描写ができるのでとても便利で、使い慣れてある程度自由がきくようになると、何となくキレイに出来た気になって本質的なところがおざなりになってしまうことがあります。考えはじめる際に、いきなりパソコンでソ…

相手のアイデアが広がる?

私は提案をする際、わざと一例として提示することがあります。これしかあり得ない!と示さずに、企画内容を具体的に実行する例を1つ挙げるわけです。もちろん内容によりますが、そうすることで「じゃあ他に何があるの?」と興味を持ってもらったり、「それ…

本のタイトルに習う?

つい忘れてしまいがちなのが、商品にしても広告にしても、数多あるモノの中に並ぶという点です。そこに意識が向いていないと、残念なことにどんなに素晴らしいモノでも埋もれてしまう場合もあります。そこで、埋もれない目を引く工夫が求められるわけです。 …

家族が喜ぶプレゼント?

社会問題を解決する〇〇…。そんな難しいことは一筋縄では考えらません。でも、自分の住んでいる町の人たちを、働いている会社を、家族を、と対象を狭めていけば考えやすくなっていきます。親友が喜んでくれそうなプレゼントだったら、考えやすいですよね。 …

機能に機能を加えない?

魅力的なモノにさらに魅力を加えれば、より魅力的になる。そういった考えも確かにあります。豪華絢爛な空間は魅力的ですし、ブルーレイレコーダーや十徳ナイフのように機能に機能をプラスした商品もたくさんある。しかし、逆に魅力が半減したり、機能性が落…

「あった方がいい」は使わない?

「あった方がいい」は無くてもいい。それは、学生時代に口酸っぱく教えられたことです。提案する際につい使ってしまいがちな「あった方が良いと思うんです」といった表現。「…ってことは無くてもいいんですね?」と意地悪な返しをされてしまうんですが、悔し…

あのとき私はこうしたい?

身の回りにはたくさんの便利なモノが溢れ、新しい切り口でデザインを考えようとしても既に在る場合がほとんど…。いざ考えようとしても、既存のモノをより良くする方法など、何かの派生になってしまうことがよくあります。 切り口を変えてと言われても、なか…

これしか使えない?

デザインの自由度が高いほどおもしろいのは確かですが、その分難易度は上がります。難しいのは条件がないから。条件がたくさんあると一見考えづらそうですが、実はその方が考えうやすい。「自由に考えてください!」と投げかけられると、思考が停止してしま…

そうした理由を10個出す?

過去の行動をちょっと踏み込んで分析すると、思わぬ発見があります。その発見は周囲があまり注目していない場合が結構あって、あくまで私の経験上の話ですが、オリジナルのアイデアづくりに役立ったりします。 さっきコンビニでペットボトルのお茶を買った理…

別のときに考えたことに注目?

目の前のテーマについて考えていると、そのテーマに基づいたことや、その派生のことにしか思考が発展しないときがあります。何か新しいモノと掛け合わせたり、切り口を変えようとしても、漠然としすぎていてなかなか難しいもの。連想ゲームになってしまって…

URLを入力してない?

「当たり前を疑いなさい!」と言われても、自分がやっているのは当たり前になっていることなので、どこから疑えばよいか分かりません。いろいろ頭で考えて、「あれはよく考えたらおかしいのでは?」と浮かぶ人はきっと少ない。だから、私の場合は手当たり次…

どんな経験も最強の武器?

私には他のデザイナーさんたちが持っていない武器があります。それは、私だけの経験。デパートの屋上で着ぐるみを着るバイトをしたことがあって、何年も飲食店で働いて調理師免許を取ったデザイナーはそうはいないはずです。それはちょっと極端ですが、どん…

身近な人の観察結果?

地元の友達の半数以上はSNSをやっていません。だからといって何1つ不自由していないし、むしろ私なんかより最先端の情報をたくさん持っています(困ったらよく教えてもらっています)。フォロワーなんて一人もいなくても、びっくりするぐらい知り合いが多い…

不快に感じるとしたら?

この仕事が向いていないんじゃないかと思うぐらい、私はとんでもなくネガティブ思考です。幾度となく直そうとしましたが、根っこの部分はやっぱり変わらず、「こう思われたらどうしよう…」「不快に感じる人もいるかな…」考え出したらキリがありません。でも…

出し切ったら離れる?

忘れるから書き留めておく。それはおそらく正解だと思います。私もそうしてきたんですが、ここしばらくの間は少し変わりました。書き留めたものを見返さないというやり方です。 書き留めたことで記憶のどこかには残っているはずなので、見返す必要はない。……

模型の情報量?

私はよく模型を作ります。模型と言うと3Dプリンターで精巧なものを作ったり、実際の素材でリアルに作るようなものを想像されるかもしれませんが、私が構想段階で作る模型は、そこらへんにあるコピー用紙や段ボール、のりやセロテープを使うめちゃくちゃ雑な…

目に入るもの全て〇〇?

ブログを書きはじめて約5年ちょっと。ここまで書いたらやめようと思っている目標の2000記事まで、あと50記事ほどになりました。内容はさておき、毎日書き続けてこれたことで、書くこと自体の苦手意識はいつの間にかなくなりました。 いつも偏屈な内容が多い…