デザインのあてな

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悔しくて泣けるぐらい?

 

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 一度だけ、最後の最後で落選して悔しくて涙を流したことが過去にありました。感情を表に出さないタイプで、まわりから冷めた印象を抱かれる私が、まさかそんなふうに涙するとは思わず驚いたのをよく覚えています。

 

後々振り返ってみると、その理由はとても単純で、それだけのことをやって挑んだからでした。高校時代、3年生の最後の大会で負けても涙が出ないのは、それだけのことをやってきていなかったから。野球の甲子園で負けたチームがみんな泣いているのは、それだけのことをやってきたからです。もう1つ考えられるのは、仲間と一緒に頑張ってきたかどうか。私が唯一泣いたときは、ある人の想いを背負っていました。自分の頑張り以上に、誰かの何かが込められていると、「どうにか上手くいってほしい!」と神頼みしたくなるぐらいになります。ふと、こんなことを思い出したのは、久しくそんな経験をしていないなと思ったから。熱さを失ったわけでもありませんし、何をやるにも毎回本気で挑んでいますが、そこまでになる機会がほとんどなくなりました。また、そんな経験をしたいなぁ…。

 

 

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