デザインのあてな

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簡単そうにやってる人ほどスゴい?

 

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 どんな分野のどんな些細なことでも、簡単そうにやっている人を見るたびに「この人はもっと難しいことができるんだな~」と勝手に感心しています。簡単にできるということは、余力があるということ。それを五分の力でできるようになるまでに相当な努力をしたということです。

 

ただどういうわけか、楽勝でこなしている人をみると、私たちはあまり良い印象を抱きません。「あいつ手を抜いているな!」「もっと必死になってやれよ!」手を抜くことなく完璧にやり遂げても、簡単にやったというだけでそう思われてしまう…。先日、ちょっとボリュームのある仕事を依頼され、納期もタイトだったので、万が一のことも考え、間に合わせるのが厳しいから辞退しますと伝えました。でも、どうしてもと言われ引き受けることに。結果、納期の手前できちんと納品したのですが、そこで抱かれた印象は「手を抜いたのでは?」でした。ショックでした。平然とした顔で提出したからなのかは分かりませんが、きっとそこには“簡単そうにやった”が少なからずあったにちがいありません。私がスゴいわけでは全くありませんが、簡単そうにやっている人は単純にスゴいと思うんですけどね。

 

 

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