デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

つり合っていない?

 

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 無愛想な接客で「いらっしゃいませ」も「ありがとうございました」も言わないご主人の営むラーメン屋さん。そこで出てきたラーメンが美味しくなかったら、たぶん二度と行きません。でも、とんでもなく美味しかったら、また行きたいと思う人がいます。

 

つり合いがとれているかどうかで判断する。無愛想な接客なら最高に美味しいラーメンを提供するべき。愛想が良かったらそこそお美味しいラーメンでもOK。そのバランスがわるい方に傾いていると私たちはダメだと判断します。「その報酬をもらっているなら、ここまではやらないと…」「それだけのことを求めるなら、あなたも相応のものを…」といったことと同じです。そんなふうに考えるのは当たり前になっていて、特別おかしな点はないように感じますが、1つ間違うとちょっと危険な考え方でもあります。例えば、仕事がめちゃくちゃ出来る人。その人だったら、会社の中のルールやマナーを多少守らなくても…といった考えが生まれる。つり合いがとれているかを考えるのはごく自然なことかもしれませんが、つり合いがとれていることが正しいこととは限りません。

 

 

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