デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

補足しないで伝わる?

 

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 私はデザインを仕事をしているので、自分が表現したモノを通して他人とコミニュケーションをとる機会が多々あります。伝えたいことをカタチにしているわけですが、直接的なコミニュケーションではないので、その“伝えたいこと”がその通りに伝わるとは限りません。

 

そうなると、大抵はその表現したモノだけでは伝わりきらない部分を、別の何かで補足したりするんですが、そうすることで伝わってもイマイチ物足りなさを感じます。そのモノだけで伝わっていないからです。少し前に、デザインしたモノだけを見て、他人が判断をする機会がありました。作品名はありましたが詳しい説明は無し。数日後、「あの作品って、〇〇を伝えているんですよね?」と声を掛けられ、とても嬉しくなりました。自分が作品に込めた制作意図やメッセージを読み取ってもらえたんだな♪と。若い頃は、伝わることが目的なら、どんなカタチでも伝わればOKと思っていたときもありました.でも、正攻法でそれができるに越したことはありません。もし、ちゃんと伝えることができている人がいたら、それが補足を取り去っても伝わるか?を見直してみてもよいかもしれません。

 

 

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