ランドセルのターゲットは誰?
ランドセルの広告。店頭ポスターやテレビコマーシャル等いろいろありますが、これらは誰に向けて作っているでしょうか?広告は、ターゲットを決めて、その人たちに向けて作るものですが、そのターゲットが正確に見えていないと、せっかくの広告もうまく機能しません。
例えばランドセルなら、使うのは子どもですが、選ぶのは親、買うのはおじいちゃんおばあちゃんというパターンが多い商材です。そろそろ購入時期ですよ!と訴求する広告なら祖父母をターゲットにするし、デザインや機能性を伝えるなら、親や子どもをターゲットにする。「ターゲットを決める」となると、実際の使用者を設定することが多いように感じますが、その利用者が実際に購入して使用するまでの過程を紐解いてみると、実は使用者以外の人たちが関わっていたりします。家族連れに来て欲しい!とお出掛けスポットの魅力をお母さんに向けて伝えても、重い腰を上げるのはお父さんだったりするので、お母さんがお父さんを説得しやすい内容を盛り込むなどの工夫が必要になります。