デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

負けてまた挑む?

 

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 プロのデザイナーとして仕事をしていますが、アマチュアの方たちや学生さんと競い合って負ける(他の方が選ばれる)こともしょっちゅうあります。こんなことを言うと信用を失ってしまいそうですが、私はそうやって負けるかもしれない場に、常に顔を出すようにしています。

 

負けると悔しいし、競った相手によってはプロとして恥ずかしいとも思います。ただ、私はそういった経験がとても大事だと思っていて、そこで自分がその需要に対応できていないと分かったり、足りないものが浮き彫りになるというメリットがあります。簡単に言うと、それを埋めることができたら、参加する前よりも対応力が増して成長できたということ。ただ、大事なのは、負けても仕方ないなんてつもりで参加しないことと、勝てるようになるまで精進すること。仕事では、企業コンペなどでその時に負けたりすることもありますが、そこで、リベンジしようとする人と、負けたものは仕方がないと考える人では、その後が大きく変わってしまうと私は思います。だからか、絶対に自分が選ばれるぐらいの気持ちでやって結果負けても次に勝ち取る、みたいなことを繰り返している人に出会うたびに、そのパワーに圧倒されています。

 

 

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