デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

自分を出すべきか悩む?

 

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「デザインに自分の色やこだわりをどこまで出すべきか?」そんなことで悩んでいる人がいました。相手のためを思ったとき、自分の色を出さない方がいいと考えていたのかもしれません。私の答えは、そこで悩んでいる時点で自分本位の考えにとどまっているのではないかと。本当に相手のことを考えたら、そこに目がいかないからです。

 

例えば、自分の両親が使うものをデザインするとき、両親が使いやすいようなデザインに落とし込みます。落ち着いた配色にするだろうし、親しみのある形状を選ぶと思います。でも、それは自分の気持ちを押し込めていることにはならないし、結果的に自分の考えや想いが表れている。仮にそのデザインに対して、周囲が「もっとスタイリッシュにすればいいのに!」なんて言っても、利用者がストレスなく使えればいいと考えています。もしそんな声を聞いて、「本当はもっとスタイリッシュにできるんだけどなぁ」と悩むとしたら、結局それは自己満足を求めているだけに過ぎないのかもしれません。

 

 

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