
とある通り抜け禁止の場所。そこをよく通っているので、これまでの対策の変遷を見てきていますが、数ヶ月前にあるモノが設置されて以降、その抜け道を通る人を見かけなくなりました。カラーコーンを立てたり、強めの注意をする看板を設置してもダメだったのに…。
講じられた策は、花壇を作ってお花を植える。それだけ。お花を踏んではいけないという意識が働き、そこまでして通ろうとはしなくなったわけです。私は今後、そういった倫理観に訴える工夫が大事になっていく気がしています。強制ではなく、やってはいけないと気付ける方法。最近、注意を促すアナウンスなどを耳にするたびに「口調が強く、荒っぽくなっているなぁ」と感じます。そうしないと言う通りにしてくれないから、あえてそうしているのだとは思いますが、それで解決できているようには見えません。そして、少なくても何人かは、そうした強い注意で圧迫されることや強制的に行動を制限されることに対して、フラストレーションが溜まっているはずです。難しいことだとは思いますが、ここらで考え方を変えていかないと、ますます居心地のわるい世の中になってしまう気がします。