デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

詳しい人も楽しい?

 

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 私ごとで恐縮ですが、第67回朝日広告賞に応募した作品が小型広告賞に選ばれました!企業から与えられた課題に対して、新聞広告を提案する一般公募の部。私が応募したのは、JRA 日本中央競馬会の課題で「競馬の楽しみ方を未経験者に伝える広告」です。

 

“競馬に興味のない人を「おっ、何?」と引き付けるし、競馬が好きな人はこれを見てニヤニヤwww”(一部省略)と、先日のツイートに対してコメントをいただきました。私が目指したのはまさにそこで、未経験者に向けた広告ですが、詳しい人が楽しめることをベースに考えました。玄人が面白いと思えないものは、素人が見ても面白くないと考えているからです。もちろん対象によって異なりますが、例えば、私は子供の頃、大人たちが美味しそうに食べているものや、楽しそうにやっていることに興味を持ちました。珍味やお酒、タバコ、パチンコなどなど。どれも、子供に分かりやすいように説明したり、魅力を語ったりはしていません。興味のない人に興味を持ってもらう方法を考える機会は結構多いと思うので、そこに詳しい人も興味を持てるポイントを作ってみてはいかがでしょうか。あくまで方法の1つですけどね。

 

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