日陰に貼るポスター?

煌々と光る蛍光灯のもとで印刷物を目にする機会は案外少なく、薄暗い集合ポストの前だったり、太陽の光が差す掲示板だったりします。でも、オフィスで印刷物をチェックするときは、なぜか蛍光灯の下だけで終了。朝刊の折込チラシなら、自然光の差す朝にチェックを行ってもいいはずなんですけどね。
あるアーティストが曲のチェックを行う際、音響設備が整ったスタジオではなくCDにおとして車の中で聞いて確認する話は有名ですが、それと同じように、利用シーンに一番近い環境でチェックすることはとても重要です。ドライブで聞いてほしいから、ドライブしながら車で聞いてみる。とても自然なことなんですが、なかなかやる人がいません。どんなに忠実にデザインした色を再現できても、見てもらう環境でその魅力が発揮できていないと、いつももったいないな〜と思ってしまいます。