スマートにキメようとしない?
自分が納得できていないモノがとても好評だったり、ズムーズに進まなくて気持ちよくやり切れなかったコトが上手くいったりします。なかなか思い通りにいかないことは多いですし、自分がバッチリだと思ってもそれが評価されるわけでもありません。
私は若い頃、スマートにキメるのがプロだと勘違いをしていました。何がスマートかはさておき、予定通りにサッと進めてバシッと結果を出すみたいなことです。雑誌やテレビで観るプロは、短い時間でたくさんの仕事をしていて、どれもバッチリのイメージだったのでしょう。それらが華やかな部分だけを切り取っていて、裏側でもがいていることなんて1ミリも知らずに…。実際、私が目にしてきたプロたちは、とても地道に泥臭く仕事に向かい合っています。自分の理想通りの過程でなくても、結果が出れば成功だし、思い通りでも結果が出なければ失敗。だから、結果が出るためにプラスになりそうなことは何でもやります。少なくても、結果が出たことに対して不満に思うようなことは一切ありませんし、スマートにキメようとして上手くいくこともまずありません。