恵まれた環境では力を発揮できない?

「足りないから考える。足りていたら考えない。」つい最近そんな話を聞き、私も同じように考えているところがあるなと思いました。これまで最新の設備や道具、人員やお金に余裕のある(足りている)環境で仕事をしたことがなかったこともあり、そのおかげか少しだけですが考えられるようになったからです。
足りていないと、足りない部分を補おうとして、自分が持っている力を引き上げようと、勉強したり挑戦したりするそうです。言い換えると、(まだ持っていない力も含めて)最大限の力を発揮しようとするわけです。一方で、足りている場合はその必要を感じる場面が少ないので、自ずと考えて行動することが少なくなる。今持っている力の何割かを使えば対応できてしまうということです。ただ、それはあくまでも一部の話で、実際は最新機器を導入するこで、さらに生産性がアップしたり、考えられることの幅が広がったりすることも多々あります。「足りないから考える」は一概に言えることではありませんが、もし考えなくなっていると感じたら、以前より環境が良くなりすぎていないか疑ってみるのもアリかもしれませんね。