デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

使う相手と使い方?

 

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 普段、自身で使うプレゼン資料は当然自分でつくるんですが、仕事として誰かから資料づくりを頼まれることもあります。普通のデザイナーさんは嫌がるかもしれませんが、私にとってはデザインの範疇ですし、何よりとても勉強になるので対応するようにしています。

 

時々舞い込むそんな依頼。担当の方が私に伝えることは、その資料を見せる相手と使い方。「こんな人たちにプレゼンする」「大事なところは口で説明する」「結果的にこうなりたい」など。私がサービス内容や会社の強みを把握しているという点もありますが、基本的に資料に盛り込む内容の指示はほとんどありません。きれいにまとまった資料を作る必要がないからです。そのため、写真にひと言添えただけの資料もあれば、きっちりデータを見せる資料もあります。使う相手と使い方に合わせて用意するわけです。会社に勤めている方たちも、普段資料づくりを頼まれることがあると思いますが、そんな時は「何を入れたらいいですか?」「素材ください!」ではなく、「どんな方達に見せますか?」「どんな使い方をしますか?」に変えてみてはいかがでしょう。生意気だと思われてしまうかもしれませんが、体裁だけ整えた資料に意味はありません。

 

 

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