デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

目を引く工夫?

 

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 自分がデザインしたモノ。他にも同じ課題でデザインされたモノがたくさんある中で、自分の作品に目を止めてもらうのは容易ではありません。課題の要点を整理して、それを上手く整えただけでは当然ながら埋もれてしまいます。他も同じように、なんならもっと上手く整えられるからです。

 

だからといって、尖った突飛な発想や目立つデザインにしても、求められているモノからズレてしまうだけで、結果的に選ばれません。必要なのは、芯を捉えた上で目立つ工夫です。例えば、いろんな写真がそこに入るデザインをつくるとき、一般的にはカッコいい写真や収まりの良い写真を使って提案をします。でも、それだとみんな同じ。そこで、普通の写真や収まりのわるい写真を使うわけです。見慣れない写真というだけで目を引くだけでなく、それを見せることで、どんな写真が入っても成立するデザインだと伝えることができます。同じ土俵でみんなが同じ方向に向かっている中で目を引くためには、求められている中で変えてみる。さらにその工夫で、自分の提案の良さをもう1ポイント伝えられたら、きっと上手くいくはずです。

 

 

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