デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

原稿を読むと入っていかない?

 

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 ここのところ、人前で自分の意見を伝えたりする機会がちょくちょくあって、「あ~、伝えるのが下手くそだな…」といつも落ち込むんですが、そんな中でも「これは伝わった!」と実感できるときもあります。それは、伝えている内容云々ではありません。

 

伝えているときの自分を見てわかったのですが、用意した原稿を見ながら話していると伝わらないんですが、原稿を読まずに話しているときは伝わりやすい。どちらも相手の目を見て自分の言葉では話していて、もろに読んでいる感じも出していないんですが、実感として読んでないときのほうが伝わっている気がします。あるテレビ番組で、カンペをそのまま読んでいる演者さんの話は、共演者や視聴者の耳に入っていかないと言っていましたが、確かにそうかもしれないと今なら共感できるところがあります。きっと、話しているときの注意が話し相手以外(原稿や資料など)に向けられていることを、話を聞いている人は敏感に感じ取るのでしょう。それ以来、多少伝える内容が前後したり内容が変わってしまっても、原稿やメモを見ずに伝えるようにしています。

 

 

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