誰もいないお店は躊躇する?

はじめての飲食店に入ろうとするとき、私は世間の評価なんて気にせず自分の判断で入っているものだと思っていました。でもある日、いつもと同じようにそうやって入ろうとしましたが、忙しい時間帯なのにお客さんが1人もいないのを見て引き返してしまいました。それまでは、1人ぐらいお客さんが居たから入っていたのでしょう。世間の評価は気にしないと言いながら、結局は自分の判断だけで決めていなかったということにあらためて気づきました。
「最近、どんな曲聴いてるの?」なんて聞かれると、一瞬考えます「この曲を伝えていいものか…?」。すると、頭に浮かんだ曲が路上アーティストの曲でも、世間的にある程度支持されている曲に差し替えて答えたりします。ある程度の支持がないと選びづらかったり、誰かに話しづらかったりする。自分のやっているメディアや発信した情報がなかなか拡散しなかったりするのは、まだ、見た人が別の誰かに伝えたり、はじめての人が訪問しようと思えるほどの“ある程度の支持”がないのかもしれません。