デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

感性か理屈かで悩まない?

 

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「感性でつくったほうがいいか?」「理屈で考えたほうがいいか?」クリエイティブ系の仕事をしている人なら、一度はそんなふうに悩んだこともあるのではないでしょうか。実際、私はずっと後者を選んでやってきたので、何度か悩んだことがあります。

 

あくまで私の今時点での考えですが、「どちらも最終的には変わらない」。感性でつくっても、理屈で考えても、同じだと思っています。感性で生み出された素晴らしい作品は理屈でも説明できるし、理屈を突き詰めて考えられた作品は、説明せずとも人の心に届きます。いずれかで悩んでしまうのは、つくったモノに自分自身がどこか物足りなさを感じるから。私の場合は、途中から感性でつくったモノを理屈で捉え直したり、その逆をやったりと繰り返す方法で精度を上げるようにしてきた結果、「結局はどんなやり方でも突き詰めたら辿り着く」と考えるようになりました。よく考えたら、「センスがある」と言われる人だって、情報収集したり、人の真似をしたり、いろんなことを試したりしてそうなったわけなので、それってとても理屈っぽいやり方ですよね。

 

 

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