デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

知っていることを調べない?

 

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「〇〇にお店を出すなら、どんなお店がいい?」そんな質問があったとします。その〇〇が外国の聞いたことのない街だったら、私たちはその街について調べます。それがイギリスのロンドンだったら、何となくイメージは湧くものの調べます。しかし、その街が東京だったら、私たちは途端に調べなくなります。だいたい知っているからです。そして、その街が実家のある場所だったとしたら、きっと調べません。

 

私たちは知っていることについて調べない。上記は、以前勤めていた会社の勉強会で私が出したテーマなんですが、外国の街に設定すると調べるのに、身近な街で出題すると見事に調べないんですよね。自分が知っているその街の情報なんて、絶対に偏った情報だし、そもそも知らないことがたくさんあるはずです。でも、“知っている”ことが原因で、今持っている情報を疑ったり、足りてないことを自覚できないといったことになってしまいます。自分が知っているのは断片的で偏った情報。どんなことに対してもその意識を持っているだけで、正確な情報を調べる良い癖がつくようになります。最近調べ物をしていないなぁと感じたら、時々これを思い出してみてください!

 

 

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