次の準備は終わってから?

出先で遅めのランチをとっていると、店員さんがディナーのセッティングをはじめました。まだ食べはじめたばかりでしたが、早く帰れと言われているようで少し居心地がわるく、後から入ってきたお客さんは、そのセッティングの邪魔にならない入り口付近の席に案内されていました。窓際の良い席がたくさん空いているのに…。
効率よく仕事をこなすことは大事なことだと私も考えています。だから、後々やるべきことが今できるなら、前倒しでやってしまった方が後が楽なのはよく分かります。ただ、今やるべきかどうかは慎重に判断するようにしています。例えば、自分の役割が完了しても、目の前でその仕事をしている人がいたら、その人の仕事を手伝う。次の準備は終わってからやろうと考えます。もちろん、1つを終えてから次に着手するのは非効率です。それでも、一緒に仕事をする人からすれば、あの人はもうこの仕事から離れて別のことを考えているのか…と思ってしまうかもしれません。バトンタッチしていく仕事であっても、できる限りその仕事の中に居る。少なくとも、もう別の仕事に移行していることを感じ取られてはいけません。