デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

境遇を言い訳にできない?

 

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 昨日に続き、またプロレスの話で恐縮です。私が試合観戦した団体には、小柄なレスラー、他業種から転向したレスラー、会社員として働きながらやっている人、など様々な人が所属していました。最初からその道を目指していない、恵まれた体型や運動神経の持ち主ではない場合も多々ある。そんなプロレスラーがいる以上、それらを自分がレスラーになれない言い訳にできないということです。

 

私は今現在もやりたかったデザインの仕事に関われていて、きっと恵まれている方だと思います。それでも、境遇を理由にして諦めそうになったことが度々ありました。「美大に入っていたらな…」「あの企業やあの事務所に入れていたらな…」そんな愚痴をこぼす感じ。でも実際には、そうではない道のりを経て活躍している人がたくさんいるんですよね。ある時、「審査員が卒業した大学の学生や、大手広告代理店の若手しか選ばれない」と噂されているデザインコンペで偶然入賞して、そんな言い訳はできなくなりました。どこから出てきたかもよく分からない噂を信じて、それを言い訳にしていた自分が本当に恥ずかしいです。私が言える立場ではありませんが、自分を不遇だと思ってしまっても、それは言い訳にならないので口に出してはいけません。

 

 

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