デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

答え合わせをする?

 

f:id:kazuhotel:20200227171011j:plain

 

 普段の仕事の中で、自分がつくったモノが良いかダメかを判断するのは難しいですよね。そのデザインがとても良い結果をもたらしたとしても、それは企画自体が素晴らしかっただけかもしれないし、デザインが良ければその結果をはるかに上回る結果になったかもしれません。でも、その答え合わせをする術はありません。

 

企業のコンペでも、他社がどんな提案でどんなプレゼンをしたかは分からず、採用提案以外を見る機会もありません。でも、公募のコンペはそれができます。私がたまに参加する理由の1つはそこです。最終選考に残った作品を公開するものもあれば、公開プレゼンを実施するもの、審査員の総評をしっかり掲載するものなど。それらで、どうして自分が選ばれたのか?選ばれなかったのか?を検証できるわけです。求められていることを理解できていたのか?表現手段は適当だったか?、いろんな気になることを答え合わせをする材料がそこにあります。せっかくやってみても、落選したら「残念…」で終わってしまったり、「なんでこんなのが入賞なんだ?」と妬んだりするだけではもったいない。答え合わせができる稀な機会です。

 

 

f:id:kazuhotel:20160612063723j:plainf:id:kazuhotel:20160612063723j:plain