デザインのあてな

身近なところにデザインのヒント

組み立てないやり方?

 

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 課題を分析して、資料を集めて、手段を調べて、要点をまとめて…と土台を築きながら、少しずつアイデアを組み立てていく方法があります。というか、それが正攻法だと思います。賢い人や頭の柔らかい人はその方法で素晴らしいアイデアに辿り着く。なのに、同じようにやってもありきたりのアイデアにしか至らないという人は、無理に組み立てなくて良いと考えています。極端な言い方をすると、いきなりゴールでOK。

 

私の場合、賢くもないし頭も柔らかくないので、組み立てていく方法だと、どこかにありそうな無難でつまらないアイデアになりがち。結局それは、課題の解決する力も弱かったりします。だったら、ゴールを作ってしまうのも1つ。例えば、プレゼントを考えるとします。その場合、もらったら喜ばれるプレゼントや迷惑にならないものを調べてそこから選んでも、他人と違うアイデアにはなりません。だから、「もらった人が笑顔になるときってどんなとき?」をいくつか出して、それに決め打ちしてしまう。それを実現するための方法を逆算するんです。もちろん、実現できないこともありますが、それは逆にチャンスで、実現できるカタチに変えられたら、それはたぶん新しいアイデア♪組み立てていく方法では辿り着けないアイデアになっているかもしれません。

 

 

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