「あった方がいい」は使わない?

「あった方がいい」は無くてもいい。それは、学生時代に口酸っぱく教えられたことです。提案する際につい使ってしまいがちな「あった方が良いと思うんです」といった表現。「…ってことは無くてもいいんですね?」と意地悪な返しをされてしまうんですが、悔しいけれどその通り。断言できないのは、絶対に必要だとまで言える自信がないからです。
とはいえ、自信を持って強いメンタルで提案しなさい!と言われても、なかなかできることではありません。私も同様ですが、そんなタイプの人には、「こうあるべきです!」と半ば強制的に言うことをオススメしています。自身が無くても断言する。結局、いろいろと穴を指摘されてしまうわけですが、それが次の提案に生きてきますし、何より断言することで自ずと提案のクオリティーが上がります。「強く言うからには、もうちょっと見直さないとなぁ…」みたいな意識がはたらく。それを繰り返しているうちに、無理やり使っていた「あるべき!」が、いつの間にか気持ちのこもった「あるべき!」に変わっています。気持ちの問題ではあるんですが、なかなか自信を持てない人は騙されたと思って試してみてください!